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水道屋として

磨いても磨きすぎることはないプロとしての資質

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「思い込み」に気づく

「外でお湯を使いたい」と言われたことがない。「外でお湯が出るようにしましょうか」と確認したこともなかった。思い込みとは得てしてそんなものなのだろう。

きっかけはデザイナーの一言だった。「外でお湯が使えた方が便利なんじゃない?できないの?」

できない理由は何一つない。事例が圧倒的に少ないだけである。

実は「お金さえかければ、できないことはありません」というのが私の口癖ですらあった。乱暴な言い方だが、あえてそうやって一方の極端を示して、相手の思考のたがを外すことが狙いだった。

ところが今回は、他ならぬ私が、たがを外された。

技を磨いてこそのプロ

クライアント(発注者)が、知っていて言わないのと、知らないから言えないのは、似てもいないし、大きく違うが、結果が同じだけに、サプライヤー(供給者)を困らせる。知っていて言わないことは限られるが、知らないから言えないことは無限に等しい。これまたサプライヤーを困らせる。

でもプロは、困ってばかりいられない。

相手のみならず自分のたがにも意識を向けよう。見えない、聞こえない、そして感じないものは、ないものとは限らない。思い込みを手放し、素直になる努力に、し過ぎるということはないようだ。